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〈論調〉朝鮮半島情勢の悪化を望まない

2013年03月15日 14:34 朝鮮半島

今日、国際的に最も厳しい対決は朝米間の対決である。これは自主と正義、社会主義の運命を背負った朝鮮と、世界制覇を追求する帝国主義国の政治思想的決戦、軍事的対決戦、核対決戦である。

米国と南朝鮮の無謀な侵略戦争挑発策動によって、世界最大のホットスポットである朝鮮半島は戦争が起こり得る一触即発の情勢となっている。

事態に対処して朝鮮の軍民は、決戦進入態勢に入った。わが領土に一点の火花を落とそうものなら即時的な反撃をくわえ、祖国統一聖戦を開始する構えである。

米国と南朝鮮をはじめとする追従勢力が朝鮮に対する軍事的挑発を行っている条件の下、朝鮮がそれに強く対処するのは当然のことである。

自主権を守るために立ち上がった軍隊と人民に対抗できる者はこの世界にいない。

今日の朝米対決戦で、自主権は強力な力によってのみ保障される。力がなければ、侵略に対抗できない。

朝鮮の強い力は正義であり、正義は必ず勝利する。

朝鮮は今、朝鮮に対する核先制攻撃をすでに政策化した米国の核脅威に対し、それよりもっと威力ある朝鮮式の精密打撃手段をもって向き合っている。

朝鮮の核抑止力は自主権を守るための武器である。

第3回地下核実験は米国をはじめとする敵対勢力の侵略的挑戦から国の自主権と安全を守り、朝鮮半島と東北アジアはもちろん、世界の平和保障に大きく貢献できる朝鮮の核抑止力の威力を証明した。

米国は現実を直視し、今からでも侵略的で冒険的な核戦争演習を直ちに中止すべきである。また、朝鮮の自主権を侵害した国連安保理の制裁決議を再びねつ造したことに対して謝罪し、朝鮮の平和的衛星打ち上げの権利を認めなければならない。

さらに、朝鮮が堂々たる核保有国であることを認め、核先制打撃政策、対朝鮮敵視政策を見直さなければならない。

われわれは朝鮮半島情勢がこれ以上に悪化することを望まない。

米国が対朝鮮敵視政策を撤回せず、朝鮮を引き続き侵略的、覇権主義的対外政策の犠牲物とするのであれば、それは自身を破滅の道へと追いやる自殺行為である。

(労働新聞12日付論説)

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