公式アカウント

中国での「反対デモ」はねつ造/祖平統書記局報道

2013年02月25日 15:34 朝鮮半島

朝鮮の祖国平和統一委員会(祖平統)書記局は22日、報道を通じて、朝鮮の核実験に対し中国で大規模な「反対デモ」が起きているかのようにねつ造した映像が南朝鮮のテレビ番組で放映された(18日)とし、「朝中関係を離間しようとする醜悪な謀略策動」であると非難した。

書記局は、「映像では中国の瀋陽と広州で朝鮮の核実験に反対するデモが連日起きているとされていたが、街路樹が青く、デモ大衆と警察が夏の身なりをしていることから、いま真冬の中国東北地方の瀋陽でないことは言うまでもない」と指摘。

さらに、「警察が着ている服に『成都巡警』(四川省成都市の機動警察)という文字が記されており、八路軍を形象化した銅像の前で人々が中国国旗を振っているのを見れば、中国の広州ではなく、四川省の成都で繰り広げられた反日デモを撮った場面であることが明白である」とした。

書記局は、南朝鮮側が狙うのは、米国と結託してこの機会になんとしても朝中間に不和を招き、それを悪用して白昼強盗さながらの国連制裁決議をつくり上げ、反朝鮮圧殺妄想を実現することであるが、それは誤算であると非難した。

(朝鮮新報)

Facebook にシェア
LINEで送る