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朝鮮中央通信社論評/朝鮮の選択、「敵対勢力の想像絶する」

2013年02月07日 11:54 共和国

米国の戦争策動を非難

朝鮮中央通信社は5日、「われわれの選択は敵対勢力の想像を絶するだろう」と題した論評で、敵対勢力の増大する核戦争挑発策動に対処して核実験以上のことも行わなければならないというのが「民心の要求」であると強調した。

論評は、国連安全保障理事会(以下、国連安保理)を発動して反朝鮮制裁決議をつくり上げた米国が最近、朝鮮の核・ミサイル基地に対する「精密打撃」を目的として本土にあったB2ステルス爆撃機を朝鮮半島に近いグアム島に移動、配置したことや、カリフォルニア州の中部海岸で迎撃ミサイルの試験を公然と強行したこと(1月26日)、さらには朝鮮東海岸で米軍原子力潜水艦まで動員して南朝鮮軍と共に「北の核施設」を狙った連合対潜水艦訓練に狂奔していることに言及。米国の対朝鮮敵視政策と核戦争策動が重大な段階に入っていると指摘した。

また、米国がけん伝している国連安保理の制裁決議というものは結局、朝鮮半島と周辺の安定と平和保障ではなく、米国の対朝鮮敵視政策実現のための口実に過ぎないと強調した。

論評は、1960年代の米帝武装情報収集艦「プエブロ」号事件と1970年代の板門店斧事件、1990年代の核騒動など、米国の核戦争策動が極度に達するたびに自主と先軍の道を選択してきた朝鮮の反帝・反米闘争史と経験は、今回もわれわれをして自衛的軍事力の拡大・強化など全面対決戦以外に他の選択をできないようにしたとし、国の経済発展のための安定と平和的環境も必要であるが、われわれにとって自主権は生存権であり、自決権であり、発展権であると主張した。

そのうえで、こんにちの対朝鮮敵対行為が国際社会の普遍的な理解と規範の限界を完全に離脱したものである以上、それに対応するわれわれの選択も敵対勢力の想像を絶するものになるであろうと強調した。

(朝鮮新報)

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