煕川発電所2段階建設が着工
2013年02月02日 15:55 共和国周辺地域の水害防止、工業用水確保
朝鮮中央通信によると、煕川発電所の2段階(清川江階段式発電所)工事が始まる。着工式が1月30日、平安北道香山郡で行われた。
慈江道南部にある煕川発電所は2009年に着工、2012年4月5日に完成した。
階段式発電所の建設は、金正日総書記の遺訓を貫徹する大自然改造事業だという。
金正日総書記は2010年4月17日、煕川発電所建設場を訪ね、今後、煕川発電所の建設が終わり次第、清川江に沿って下の方に階段式発電所を建設するという構想を明らかにし、工事の方向と方途を示した。
清川江階段式発電所の建設に深い関心を払ってきた金正恩第1書記は、煕川発電所の完工に続いての課題として2段階の工事を力強く推し進めることを明確に示し、必要な対策を講じた。
工事が完工すれば、国の経済全般を活性化して人民生活をいっそう向上させられる土台をより強固に築くことができる。
また、清川江周辺の耕地と住民地域を水害から保護し、工場、企業所の工業用水を円滑に確保できるようになる。
着工式には崔永林総理、朝鮮労働党の金己男書記をはじめとする中央と地方の幹部、建設に動員された幹部と建設者、香山郡内の勤労者が参加した。
着工の辞を述べた崔永林総理は、すべての幹部と建設者が金正恩第1書記の信頼と期待を心に深く刻み、建設課題を無条件遂行するための総攻撃戦にこぞって立ち上がらなければならないと強調した。
(朝鮮新報)