国立民族芸術団が中国巡回公演
2013年01月17日 09:53 共和国 文化「すべてが百点満点」
中国を訪問中の国立民族芸術団が5日から北京、天津、上海、南京などの各地で巡回公演を行い、盛況を呈している。
5、6の両日に北京と天津で行われた公演には、中国国際文化伝播センターの主席である全国人民代表大会常務委員会の司馬義・鉄力瓦爾地副委員長、中国共産党中央委員会の王家瑞・対外連絡部長、外交部、公安部、交通運輸部をはじめ各部門の人士、中国人民解放軍、中国人民武装警察部隊の将兵たちと中国駐在各国外交代表、国際機構の人士、池在竜・中国駐在朝鮮大使と大使館員、各階層の人々が訪れた。
公演は、朝鮮歌謡「将軍を思う」「先軍勝利オンヘヤ」、 舞踊「革命の勝利が見える」「チャンゴの舞」「サンモの舞」など、多様な演目で構成され。出演者たちの高い芸術性と洗練された技巧は絶賛を博した。
公演ではまた、「赤旗はためく」「青藏高原」「良い日」などの中国歌謡も舞台に上がった。観客たちは、「歌手の中国語の発音が中国人に引けをとらないほど上手だ」と口々に語った。
中国国際文化伝播センターの第1副主席は、「朝鮮の芸術団の公演はいつ見てもすばらしい。思想的にも芸術的にも申し分ない」と、興奮したようすで話した。また、「伝統的な中朝親善をよりいっそう発展させていくうえで、両国間の政治、経済、文化分野での交流と協調を強化することが重要である。国立民族芸術団の中国訪問公演は、中国人民が朝鮮の民族芸術を理解する良い機会である」と語った。
また、同センターの執行主席は「朝鮮の芸術家たちの高い芸術的技量を知ることができた。金正恩第1書記の深い関心の下で発展している朝鮮の芸術を広く紹介していきたい」と言及した。
交通運輸部の副部長は、「朝鮮の芸術団の公演ということで、会場はいつになくにぎわっていた。みなが公演に酔いしれていた」と話した。
北京カナダ・インターナショナルスクールの理事長は、「思想・芸術的に完璧な公演だった。舞踊、声楽、器楽のすべてが百点満点だと思う。朝鮮の曲を聴いて深い印象を受けた。いつか朝鮮を訪問して、『チュチェ芸術』に直接ふれて学びたい」とうれしそうに話した。
(朝鮮新報)