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〈全国地域サッカーリーグ決勝大会〉FC KOREA、勝ち点もぎ取る

2012年11月17日 17:05 スポーツ

1次ラウンド第2戦、北海道にPK負け

2人に囲まれながらもボールをキープするMFの崔光然選手

第36回全国地域サッカーリーグ決勝大会」1次ラウンド第2戦(17日、高知)、FC KOREAはクラブフィールズノルブリッツ北海道に0-0からのPK戦(4-1)で敗れた。

1次ラウンドではPK勝ちの場合勝ち点2、PK負けの場合勝ち点1が与えられる。第2戦を終えて、FC KOREAは勝ち点4でグループ2位。勝ち点5の北海道が首位に立った。

FC KOREAは明日(18日)の1次ラウンド最終戦で、バンディオンセ加古川(兵庫)と対戦する。

横殴りの大雨の中で行われた試合は混戦となった。FC KOREAは前半20分にDFの黄永宗選手が一発退場の判定を受け、苦しい状況に立たされた。しかし、FC KOREAは攻撃の手を緩めず、その後も前へ前へとボールを送り続けた。試合は0-0の引き分け。PK戦で惜しくも敗れはしたものの、一人少ない状況で勝ち点を奪った意義は大きい。

FC KOREAの闘志溢れる試合を見た同胞たちは、「よくがんばった」と健闘を称えた。

FC KOREAのスポンサーである高秀一さん(50)と金弘智さん(31)もはるばる東京から駆けつけた。

1人少ない中でも攻撃の手を緩めることはなかった。(写真はFWの姜豪選手)

高さんは「天気も運だし、PKも運だからしかたがない。他のチームのプレーも見てみたがFC KOREAはこの大会を戦い抜く実力を十分持っている。明日は全国社会人サッカー選手権大会準決勝で対戦した相手(3-0でFC KOREAが勝利)と戦う。あの時のようにまた得点して勝利してほしい」と語った。

また会場には、朴世訓主将のアボジである朴日徳さん(62)も家族と一緒に大阪から駆けつけた。

朴日徳さんは「試合を見て高い実力を持った選手が多くいると感じた。今日も1人抜けた不利な条件下で引き分けに持ち込んだのには驚いた。明日は必ず勝ってくれると信じてる」と話した。

朴世訓主将は「不利な試合を引き分けにまで持ち込めたのはプラスに考えなければいけない。一生懸命やれば必ず結果はついてくる。遠くまで駆けつけてくれた同胞や、各地で応援してくれている同胞たちのためにも明日は必ず勝って決勝ラウンドに進みたい」と話した。(辰)

 全国地域サッカーリーグ決勝大会は、12チームを3つのグループに分けリーグ戦(1次ラウンド)を行い、各グループ1位3チームとグループ2位最上位の計4チームがリーグ戦(決勝ラウンド)を行う。優勝チームと準優勝チームは無条件でJFLに昇格する。グループBに属したFC KOREAは、FC今治(愛媛)、クラブフィールズノルブリッツ北海道(北海道)、バンディオンセ加古川(兵庫)との1次ラウンドに臨んでいる。

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