金剛山歌劇団和歌山公演「春香伝」／約800人が観覧

『金剛山歌劇団和歌山公演「春香伝」』（主催＝同実行委）が11月15日、和歌山県和歌山市にある和歌山市民会館で行われた。

会場には、総聯和歌山県本部の梁中協委員長をはじめとする和歌山県商工会の蔡政秀会長、総聯和歌山顧問会一同、在日同胞と民主党衆院議員の岸本周平さん、和歌山市議の山本こう一さんら日本市民など約800人が観覧した。

公演には、車で4時間もかかる新宮市から観に来た人もいたり、大阪、奈良からの参加者も数名いた。今回の公演は、和歌山朝鮮初中級学校のチャリティーコンサートとして催された。

大阪公演、奈良公演に引き続き和歌山公演にも観に来たという日垣誠さんは「何度観ても素晴らしい！」と感想を語った。また公演当日の前夜、金剛山歌劇団の公演があると知って会場に駆けつけた坂下裕美さんは「韓国の歴史ドラマは舞台が18世紀のものが多い。今日は舞台で観ることができ俳優たちの身ぶりや、目つきから感情が伝わりとても感動した。これからも練習に励み最高の公演を見せてほしい」とエールを送った。

また、呉仁徹さんは「普段は、日本の会社に勤めているので、久しぶりに朝鮮の文化に触れ、心が温まった。最高の公演をありがとう」と話した。

（金剛山歌劇団和歌山県公演実行委員会）