金剛山歌劇団千葉公演「春香伝」／約900人余名が観覧

千葉地域商工会創立50周年記念　金剛山歌劇団公演「春香伝」（主催＝在日本朝鮮千葉県千葉地域商工会）が10月21日、千葉県千葉市にある千葉市民会館で行われた。

会場には、総聯千葉県本部の河秀光委員長をはじめ、在日同胞、千葉朝鮮初中級学校生徒らと新社会党千葉県本部、千葉県県議会・市議会、千葉地区日朝女性交流の会、千葉市社会福祉協議会、千葉県教職員組合の関係者などの日本市民ら約900人が観覧した。

公演を観た日本の観客らは、「演奏や踊りを観ていて穏やかな気持ちになった。このような文化交流があるとは全く思ってもいなかった。文化交流をこれからも末永く続けて行きたい」

「舞踊ミュージカルというのは初めてでとても新鮮だった。伝統的な朝鮮舞踊の美しさに、クラッシックバレエの要素も取り込んでいて、とてもダイナミックで楽しかった」

「素晴らしい踊りと歌をありがとう。生オーケストラと舞踊の時間をたくさん堪能することが出来た。とても感動した」

「在日の歌劇団の存在を今回初めて知った。友人に勧められて観たが本当によかった。朝鮮の文化をもっと知りたいと思った。同じ日本人として右翼団体の行為は大変恥ずかしく思い、悔しい気持ちでいっぱいだ」との感想を残した。

今回、千葉公演では1年前から準備に取りかかり、広告掲載募集や動員の実行委員を構成した。

（金剛山歌劇団千葉地域商工会）