金剛山歌劇団京都公演2012/約800人が観覧
2012年11月08日 13:24 文化「金剛山歌劇団京都公演2012」(主催=同実行委員会)が京都市伏見区にある、京都パルスプラザ稲盛ホールで11月14日に行われた。
会場には、総聯京都府本部の金学福委員長と在日同胞、文化・芸術・市民交流を促進する「日朝友好京都ネット」の角替豊副会長をはじめとする、I女性会議京都の白井美喜子副議長、日朝協会京都の大橋満代表理事、「朝鮮学校と民族教育の発展をめざす会京滋」(こっぽんおり)の南守事務次長、政党代表、京都市議、京都府議、京田辺市議、宇治市議など約800人が観覧した。
公演を観たある同胞女性(40)は「民族性がありながら、現代的に脚色された演目が多く、どの世代の観客も楽しめたと思う。4歳の子どもも楽しく観ていた。朝鮮民族特有のチャンダンに合わせて踊る姿を観ると、これからも民族的文化を受け継がなければならないと思った」と話した。また、北区から来た日本人男性(69)は「久しぶりに心が熱くなりとても感動した。日朝のそれぞれが、自分の国の文化に誇りを持ち、お互いの素晴らしいところを認め合いいつまでも仲良くしていきたい」と話した。
初めて友人に誘われて来たと言う日本人女性(67)は「素晴らしい公演だった。音楽を通して国境の壁は越えられると思った。公演をしている俳優たちがみんな生き生きとしていて、見てる方まで元気になった。また来年も観に行きたい」と感想を語った。
(金剛山歌劇団京都実行委員会)