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東京第1初中サッカー部、平壌到着

2012年10月18日 18:15 民族教育

交流試合、市内観光を予定

【平壌発=周未來】東京朝鮮第1初中級学校の初級部サッカー部員からなる「在日朝鮮初級学校蹴球団」が17日夜、平壌に到着した。滞在先のホテル従業員らが、選手らをあたたかく出迎えた。

今年8月、大阪で行われた「第34回在日朝鮮初級学校学生中央サッカー大会」(コマチュック大会)で優勝した東京第1初中。23日までの滞在期間中は、現地児童との交流試合や市内観光を予定だ。

今回祖国を訪問したのは初級部5、6年生ら15人と、康哲敏校長(団長)をはじめとする教員、保護者ら。

選手たちにとって祖国訪問は、初めてのこと。韓涼斗選手(6年)は、到着した感想を「やっと自分の祖国に来れたのだという気がした。ずっと来てみたかった。たくさんのことを学んで、日本に帰ったら自分の目で見た祖国の姿をたくさんの友だちに伝えたい」と話した。さらに、「試合をスタジアムで出来ると聞いて、とても興奮している。すべての試合で絶対に勝つ」と意気込みを語った。

東京第1初中では現在、新校舎建設が進められている。尹明澈監督(26)は、「建設のための募金活動と同時にたくさんの同胞、卒業生や関係者が今回の祖国訪問に関心を傾け積極的に協力してくれた」と謝意を述べた。

(朝鮮新報)

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