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米国6者会談担当者を非難 朝鮮外務省代弁人

2012年10月31日 10:23 共和国

朝鮮外務省スポークスマンは10月25日、6者会談の米国首席代表を務める国務省のデービース朝鮮担当特別代表の発言を非難した。同氏は朝鮮が「9.19共同声明を破棄すれば大きな過ちであり、自らの義務履行に臨むべきである」「ミサイルと核兵器の開発を中断すべきである」「いかなる挑発行為もしないことを望む」などと発言していた。

朝鮮中央通信の質問に答えたスポークスマンは、9.19共同声明には、対朝鮮敵視政策を根源的に清算するための米国の政治的、軍事的、経済的な義務事項が具体的に明記されているにも関わらず、米国は9.19共同声明で公約した自らの義務とは正反対に朝鮮の主権を乱暴に侵害し、軍事的威嚇と経済制裁を露骨に、体系的に強化してきたと指摘。米国が敵視政策を強化してきたことで、朝鮮は核抑止力を質的、量的に強化せざるをえなくなったと主張した。

また米国の6者会談担当者が朝鮮半島核問題の本質と経緯についてさえ正しく認識できていない現状は、朝鮮半島核問題の解決をさらに遼遠にしていると批判した。

(朝鮮新報)

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