金剛山歌劇団 札幌、函館公演、3,719人が観覧
2012年09月29日 13:35 文化「金剛山歌劇団札幌公演」(主催=同実行委員会)が9月11日、札幌市教育文化会館で行われた。会場には、総聯北海道本部の朴正成委員長、中国領事、ロシア領事、札幌市日朝友好促進議員連盟の西村茂樹会長、同代表幹事の藤原広昭さん、札幌市議会議員、日朝連帯道民会議事務局長の鳴海洽一郎さんをはじめ友好団体、在日同胞、日本市民など1,556人の観客がつめかけた。
また、同18日には「金剛山歌劇団函館公演」(主催=同実行委員会)が函館市民会館・大ホールで行われた。会場には、総聯北海道本部の朴正成委員長をはじめとする、在日同胞、日本市民ら2,163人の観客が訪れた。この日、児童養護施設「函館・国の子寮」60人や福島から函館に避難している人たち約100人を無料で招待した。
また、函館公演での利益金の全額を、函館市社会福祉協議会と東日本大震災市民支援ネットワーク「函館・むすびば」へ寄付し、昼の部と夜の部の開演前に舞台上で贈呈式を行った。なお、来秋の札幌・函館公演の実施が決定された。
旭川市上川郡から来たという丹野里子さん(65)は「本当に素晴らしい公演だった。まるで宝塚の舞台をみているようだった。いや、それ以上だったかもしれない。遠方から来た甲斐があった。本当に最高の公演をありがとう。来年が待ち遠しい」と話した。
また、40代の同胞女性は「今年で金剛山歌劇団の公演を観るのは、4回目だが、いつも感動をもらう。毎年、素晴らしい公演を披ろうしてくれる金剛山歌劇団には本当に感謝している。来年も美しい歌と踊りを期待したい」と感想を述べた。
主婦の穴田秀子さん(68)は「夢の世界にいたようだった。ただうっとりと公演をみていた。本当にすばらしかった」と話した。
(金剛山歌劇団札幌・函館実行委員会)