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北水域で民間漁船へ乱射、西南前線司令部が警告

2012年09月26日 12:02 共和国

朝鮮人民軍西南前線司令部の報道が22日発表され、朝鮮西海上での南海軍の侵犯行為を非難し軍事行動も辞さないと警告した。

報道は、ワタリガニの漁獲期に入り南海軍艦艇の北側領海侵犯行為が増加しており、侵犯水域も日増しに深まっているとしながら、西海5島とその周辺水域では一日も欠かさず北側を狙った挑発的な銃弾・砲弾射撃が強行されていると非難した。

また21日に数回にわたり多数の海軍快速艇が延坪島西南方海上境界線の北側領海深くに侵入し、「平和的な民間漁船」に向け銃弾・砲弾を乱射したと指摘。問題は、「このような軍事的挑発がわが国の漁船ではない他国漁船の漁労作業を口実に」行われた点にあると主張した。同時に、南側が一方的に制定した「不法非法の『北方限界線』(NLL)」を北側の漁船が越えたかのように偽って宣伝が繰り広げられていると指摘した。

報道は、西南前線司令部がすでに「最高司令部の作戦命令を受けている状態」にあると警告した。

 祖平統代弁人が談話

一方、祖国平和統一委員会(祖平統)スポークスマンが23日談話を発表し、「平和的漁船に向かって射撃をしたのは許しがたい不法無法の反人倫的蛮行」だと非難した。

スポークスマンは、ホットスポットである西海軍事境界線一帯で南軍部が強行した無分別な軍事的挑発は、「安保」問題を持ち出して大統領選挙を有利に進めるための「意図的で計画的な謀略」だと指摘した。

(朝鮮新報)

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