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剣徳地区で台風15号被害復旧活動

2012年09月12日 15:37 共和国

朝鮮人民軍を迅速に展開

朝鮮の大部分の地域を襲った台風15号で甚大な被害を受けた咸鏡南道の剣徳地区で、復旧活動が活発に行われている。

朝鮮中央通信によると、人民軍部隊が被災地に迅速に展開され、寸断された線路と道路を連結し、災害を受けた住民の生活を安定させる活動に優先的な力が注がれている。

甚大な被害を受けた剣徳地区(朝鮮中央通信=朝鮮通信)

6日現在の集計資料によると、2,000余世帯の家屋が全壊し、170余棟の公共建物が破壊されたり、水に流され、人命被害も出た。

竜陽鉱山では、トンサン坑、青年坑が完全に浸水し生産が中断され、大興青年英雄鉱山では工場一つが復旧不能状態になり、剣徳鉱業連合企業所でも坑が浸水、崩落するなど大きな被害を受けた。これらの鉱山では掘削機、大型送風機など1,800余台の設備と各種の配管が流失し、埋没または全壊した。

一方、端川市(咸鏡南道)全体で700ヘクタールの農耕地で今年の収穫が期待できない状態だという。

報道では、「国の経済発展と人民生活の向上で多くの役割を果たしている剣徳地区の自然災害によって受けた損失は莫大」だとしながらも、朝鮮人民軍と地元住民たちが、「果敢な復旧活動」を行っていると伝えた。

 (朝鮮新報)

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