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不平等な関係つくる2重基準、ジュネーブ軍縮会議で朝鮮代表

2012年08月29日 16:43 朝鮮半島

ジュネーブ軍縮会議で21日、朝鮮代表が演説した。

朝鮮中央通信によると、朝鮮代表は、平等の原則は国家間の相互関係において必ず順守されるべき基本原則であるとし、いま一部の国々は依然として自らの優勢な軍事力に頼って不平等の関係を維持し続けようと試みていると指摘した。

また、その一部の国々が国際法上の要求と義務を無視し、核による「恐喝政策」を露骨に実施しており、他国を核で先制攻撃するための準備を本格的に進めていると主張。このような行為は、国際社会の要求に背き、世界の平和と安全を著しく脅かしていると強調した。

朝鮮代表は、2重基準の適用が許されれば国際関係が不公平になり、複雑になることはもちろん、国際問題が公正に解決されないと指摘しながら、国際関係に存在している2重基準政策と、それによる不平等な関係は軍縮会議の進展に否定的影響を及ぼしていると言及した。

そのうえで、すべての国々が協力と互恵、内政不干渉の原則を徹底的に順守してこそ軍縮会議で信頼が醸成され、協議に向けた真の政治的環境が整えられるとの確信を表明した。

(朝鮮新報)

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