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大雨被害、朝鮮赤十字会が救援活動

2012年08月09日 13:46 共和国

生活必需品供給、救急活動も

大雨で甚大な被害が出ていることと関連し、朝鮮赤十字会も緊急対策に乗り出している。

赤十字会は本部メンバーらで緊急対応チームを編成し、各道、市、郡の赤十字会支部との緊密な連携のもと、現地被害状況を把握し、必要な対策を講じている。

平安南道安州市に設置された赤十字救急処置所

赤十字会各支部では被害住民に対する診察のために、現地に赤十字救急処置所を設置し、一次的な救急活動を行っている。該当地域ごとに、赤十字会ボランティアも多数応援に駆けつけている。

同時に、住まいを失った被害住民たちの生活を安定させるために、一次的に7000世帯約3万2000人に備蓄してあったテント、調理道具、毛布など、生活必需品を供給した。

体を動かすことができない人がいる世帯には、その家々を訪ね、生活用品を手渡している。また、ボランティアと住民たちとともに復旧作業にも力を注いでいる。

7月31日、赤十字会本部メンバーと駐朝赤十字など国際機関メンバーらは、被害が深刻な地域を訪れ、救護活動状況を見て周り、今後の対策について住民たちと意見交換した。

(平壌支局)

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