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〈私たちのうた〉むかし話 / 姜小泉

2012年07月02日 13:59 文化・歴史

ポソンを ぬう ハルモニの

針のあなに 糸 いっかい とおすと

 

いった豆より もっと こうばしい

むかし話が また ひとつ

 

※ポソン=朝鮮足袋、ハルモニ=お婆さん

カン・ソチョン(1915~1963)

咸鏡南道高原で出生。1930年代から「新少年」で童詩を発表。1941年に童詩集「かぼちゃの花ちょうちん」を発表した。

目が遠いハルモニのかわりに糸を通してあげるから、おもしろい昔話を聞かせてよとせがむ子ども。「昔むかし、虎がたばこを吸ったときに…」とハルモニの味わいあるお話は何よりも子どものご馳走である。

朝鮮語原文

〈우리들의 시〉옛날얘기 / 강소천

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