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人民の福利増進、原則は「先便利、後美学」

2012年06月06日 11:33 共和国

指導内容改めて報道

朝鮮中央通信は2日、金正恩第1委員長が人民の福利増進のために立てた最高原則は、「先便利性、後美学性」であるとする記事を配信、その指導内容を改めて紹介した。

人民劇場の外観(撮影・盧琴順)

完工を目前に控えた平壌市万寿台地区の倉田通りを現地指導(5月25日発朝鮮中央通信)した金正恩第1委員長は、通り内に建てられた各レストランを一つひとつ見て回りながら、今後家具を作る場合には、人民が利用するのに便利で形も良いものにするべきで、先に便利性があり、後に美学性があるとする原則を徹底的に具現すべきだと話した。

綾羅人民遊園地の開発を現地指導しながらも、自ら椅子に座り、それを利用する人民の便宜を先に考え、色と大きさに至るまで人民が好むように関心を払った。

朝鮮中央通信は、こんにち朝鮮では、金正恩第1委員長の人民観によって、「先便利性、後美学性」の原則がさらに具現されているとしながら、その最高原則が具現された建造物として人民劇場をあげた。

1,500席のヴィンヤード型劇場は、建築様式が独特なだけでなく、音響条件が優れており、マイクを用いなくても公演を行えるほどだ。観覧席も円形に設計されており、観客がそれぞれ異なる角度から公演を楽しめるようになっている。外部と内部は民族的特性を生かしながらも近代的美感がわくように建設された。

(朝鮮新報)

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