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「兵庫アンニョンフェスティバル2012」会場から、オモニたちが味自慢

2012年04月17日 13:39 暮らし・活動

「おいしさの秘訣はサランです」

味付けがしっかりしていて、すじ肉がとにかく新鮮。

尼崎初中のオモニたちと女性同盟尼崎東支部の屋台には、自慢の「牛すじ煮込み」が。同校バザーなどで販売すると、必ず売り切れるという大好評メニューは、この日も完売だった。

「肉の価格が高騰してるから(屋台に出すか)迷ったけど、地元のトンポたちが食べたいって言うから」と、国産牛を仕入れ、前日の夜遅くまで一つひとつすじを裂き、丹精込めて作った。「おいしさの秘訣は、何よりもウリハッキョへのサランです!」とオモニたち。

「チヂミと大体いっしょ。」と、初めて作るとは思えないぐらい手際のいいオモニたち

ウリオモニの隠し味

新メニュー「キャベツ焼き」を販売していたのは、伊丹初級のオモニたちだ。

お好み焼きより薄くて食べやすい、クレープのような「キャベツ焼き」は今、神戸・元町で若者に大人気なのだという。価格も元町と同じく200円に設定。「だけど、元町のより絶対においしいで」とオモニたち。聞けば、隠し味に裂きスルメを入れて、オリジナルのキャベツ焼きを考案したそうだ。さすが、ウリオモニたち。

待ち時間にも、フェイスペイントが施されていく姿に夢中の女の子たち。

女の子たちが長蛇の列

メイン広場横に設置された「子どもコーナー」で、とにかく女児に人気だったのがフェイスペイント。女の子たちは、われ先にとブースへ急ぎ、長蛇の列を作って順番待ちしていた。

机に置いてある「さくらんぼや」「チューリップ」などのイラストから、好きなものを選び顔にペイントしてもらいます。中でも、人気だったのは、「蝶」のイラスト。それでも、みんな他の友だちと、かぶらいなようオリジナルのイラストを選んでいた。

「チヂミの焼き加減も抜群やね。」とお客さん。

同胞行事ならでは

開店前から、いい香りを漂わせていた西播初中のチヂミの屋台。

準備で大忙しの中、すでに最初の客が。「もう出来てるけど、切ってないからちょっとだけ待って」と、急いでチヂミを切るオモニたちを見かねて、「ほんじゃあ、私も手伝うわ」とお客自ら手伝う場面も。

その同胞は、右手にはヘラを、左手にはお金を持って「チェサの時いつもやってるから」と慣れた手つきでチヂミを一口サイズに切り分けていた。「オモニ、ありがとうな。ホンマに助かるわ」とメンバーら。同胞行事ならではの楽しい光景だった。

(朝鮮新報)

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