〈朝鮮仏教と私たち 21〉禅の伝来(中)・道義国師と曹溪宗
2012年01月16日 11:03 歴史人間の主体性を強調
初めて朝鮮に禅を伝えたのは、善徳女王時代に唐で四祖・道信から法を習った法朗であるが、本格的に祖師禅である南宗禅を伝えた最初の人物は、道義国師(生没年未祥)である。朝鮮では道義国師以来、禅宗が本格的に展開された。道義国師は現在ある曹溪宗の宗祖として崇められている。
初めて朝鮮に禅を伝えたのは、善徳女王時代に唐で四祖・道信から法を習った法朗であるが、本格的に祖師禅である南宗禅を伝えた最初の人物は、道義国師(生没年未祥)である。朝鮮では道義国師以来、禅宗が本格的に展開された。道義国師は現在ある曹溪宗の宗祖として崇められている。