〈月間平壌レポート〉全土に広がる「咸南の炎」

2012年向けさらなる拍車

【平壌発＝姜イルク】朝鮮のメディアは先月末から引き続き「咸南（咸鏡南道）の炎」一色だ。連日「咸南の炎」という言葉が使われている。平壌・金日成スタジアムで行われた15日のサッカー朝・日戦の勝利についても、「咸南の炎高く今年のたたかいを勝利のうちに結集させるためにこぞって立ち上がったわが人民に喜びと力を与えている」（労働新聞16日付）と指摘した。強盛大国の大門を開くと宣言した2012年は目前だ。メディアは、「咸南の炎に従って2012年の偉大な勝利に向かって立ち上がろう」「咸南の炎に従い総攻撃戦にさらに拍車を！」などと呼びかけている。早くも年間計画を超過完遂した各地工場の成果も伝えられ、国内の雰囲気はいつになく高揚している。