〈月間平壌レポート〉建設ラッシュの都心に新たな専門店
2011年10月25日 09:09 共和国多様化する市民の食文化
【平壌発=姜イルク】今年5月22日に着工した万寿台地区の高層住宅建設がものすごいスピードで推し進められ、10月に入ってから骨格工事が相次いで終了。45階建てのツインアパートをはじめ、14棟の住宅群が雄大な姿を現した。
万寿台地区住宅建設の状況は、労働新聞など国内メディアが随時伝えている。ところが、報じられていない建設対象は数多い。いま平壌はまさに建設ラッシュで、市内のあちこちでアパートや食堂、ヘルスセンター、劇場、プール、スケート場などの建設が進んでいる。
本紙平壌支局がある平壌ホテルから見渡すだけでも、大同江ホテル、銀行ビルと3棟のアパートが建設され、また、アパートの増築工事が行われているのが見える。そのほとんどの建設物の完工時期は、金日成主席生誕100周年を迎える2012年4月に設定されている。
万寿台地区に住む平壌ホテル従業員は、「現在は親族の家に居候しているが、来年の春から新築したアパートでの暮らしが始まる。来年4月をわくわくしながら待っている」と話していた。