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〈ハングルの旅 2〉朝鮮の若き頭脳集団

2011年03月11日 11:06 文化・歴史

ハングル創製の8学士

訓民正音の創製時の「集賢殿」(大院君が再建した時、「修政殿」と改名された)

世宗時代の最も優れた業績は訓民正音の創製であろう。この新しい固有文字の創製によって、朝鮮民族は初めて自分の意思を自由自在に書き表すことができるようになった。

「訓民正音」という名称は、1443年の陰暦12月に創製された文字と、1446年の陰暦9月に新文字に関する解説書として編さんされた「訓民正音解例本」の二つがあるということは前回述べた。

「訓民正音」のように新しい文字を創って、その解説書を編さんした例は他では見られない非常にまれなことである。

それではこの新しい固有文字と、新文字に関する解説書は誰が完成させたのか。

この二つの内、解説書としての「訓民正音解例本」を編さんした人物については朝鮮王朝実録の中の「世宗実録」113巻28(1446)年9月29日の記事にある鄭麟趾の序文で明らかにされている。

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