〈教室で〉西東京第2初級 体育担当・金将志先生
2011年01月14日 14:24 民族教育レベルに合わせた細やかな指導
近年、日本の子どもの体力は、1985年頃から長期的に低下傾向にあるとともに、体力が高い子どもと低い子どもの格差が広がっているという(文部科学省「体力・運動能力調査」より)。そんな中、西東京朝鮮第2初級学校(東京都町田市)では、初6男児(2007年度)の体力測定の結果が「全員A」の好成績をおさめ、朝鮮学校教員らを対象に開催された東日本教育研究集会で注目を浴びた。児童らを指導したのは同校体育教員の金将志先生(28)。 「やればできる、あきらめずに取り組む」をモットーに体育の授業を進めている。