〈みんなの健康Q&A〉ツボ療法で健康な体作り
2010年09月01日 00:00 文化・歴史Q:ツボ療法を行うにあたって他人と個体差があるのはなぜですか?
A:ツボ療法を行うにあたって、注意しなくてはならないことに、個体差があります。爪楊枝や指で軽く刺激しただけで十分効果が表れる人もいれば、強い刺激を与えてもまったく効果が表れない人もいます。花粉によってアレルギーを起こしてしまう人もいれば、まったくなんともない人もいます。つまり、これは個体差なのです。
生まれつきの体質の違いもあれば、生活環境、仕事の環境や、周囲の人間関係などによって、体質がそれぞれ異なってくるのです。男性、女性、老人と子どもなど、それぞれの関係性によって体質が異なるのです。ツボ療法を行う場合には、自分自身を冷静に見つめ、一般的な刺激によって身体がどのように反応するかを身体と十分に対話をし、それに合った刺激量、刺激方法を用いることが大切なのです。百人の患者さんがいれば、本来百通りの治療方法があるべきなのです。
ここでは、老若男女の一般的なツボ療法をあげます。もちろんはっきりした症状があれば、それに対する対応をしなくてはなりませんが、予防や健康維持を考えて、次にあげるツボ療法を習慣的に行ってみてください。