〈みんなの健康Q&A〉躁うつ病(下):治療、対処法
2010年01月13日 00:00 文化・歴史「躁うつ病」では、前回お伝えしたように両極端な二つの症状が現れることが特徴で、躁状態からうつ状態を経過して治る、あるいはうつ状態から躁状態を経過して治る、という風に、一連の病相として現れる場合も多いようです。
躁状態やうつ状態にいたる原因の一つとして、脳内の情報伝達の乱れによるものが考えられています。ストレスは発症のきっかけにはなりますが、直接の原因ではありません。治療薬の作用などから、躁状態、うつ状態では、ドーパミンという脳内の神経伝達物質の機能が変化(不調化)しているのだと考えられています。