〈みんなの健康Q&A〉不眠と睡眠不足(下):改善方法
2008年11月05日 00:00 文化・歴史あせらず、のんびり構えて
Q:不眠と睡眠不足を改善するにあたって、知っておかなければならないことはどんなことですか。
A:睡眠習慣は一生のうちにどんどん変化していくもので、またその変化には大きな個人差があります。通常は年をとるほど実質的に眠る時間は短くなります。
ぐっすり眠って、朝すっきり目が覚めて、すぐさま活動できるということは実は健康な人でもあまりありません。眠る前、起きる前には体の中で徐々に準備がなされますので、床に入ったらすぐ眠れるわけではなく、また睡眠と覚醒がすっきり入れかわるわけでもありません。寝起きに1~2時間ボーっとしていて、何もやる気が出ない時間帯があって普通なのです。だから、あまりあせらず、のんびり構えることが大切です。