〈朝鮮と日本の詩人 56〉村松武司
2008年04月14日 00:00 文化・歴史東明王陵への道行きで
高速道路は元山へ
赤土の膚は地平に消え
われらもまた地平のなかに沈みつつ。
疾走するボルボの疼き腰を浮かせて
呉委員はしずかに語る
指一本立てるしぐさ
高句麗建国、朱蒙の説話
その王陵へ行く道で。
高速道路は元山へ
赤土の膚は地平に消え
われらもまた地平のなかに沈みつつ。
疾走するボルボの疼き腰を浮かせて
呉委員はしずかに語る
指一本立てるしぐさ
高句麗建国、朱蒙の説話
その王陵へ行く道で。