〈朝鮮名峰への旅 23〉荘厳な朱色の太陽 体の底から湧き上がる感動
2006年12月21日 00:00 文化・歴史冬の白頭山に入るのは、大変なことである。無頭峰までは生活する人々がおり、ここまでは、道路も除雪されている。オンドルで暖められた快適な枕峰ホテルを出て、除雪路を車で三池淵へと向かう。池にはすでに氷が張り、その上に雪が積もっている。中ノ島のヤナギの木が寒々としたなか凛と立ち、存在感のある姿を見せていた。夏にはにぎわう場所だが、いまは誰もいない。ただ木枯らしが吹きわたるだけである。
冬の白頭山に入るのは、大変なことである。無頭峰までは生活する人々がおり、ここまでは、道路も除雪されている。オンドルで暖められた快適な枕峰ホテルを出て、除雪路を車で三池淵へと向かう。池にはすでに氷が張り、その上に雪が積もっている。中ノ島のヤナギの木が寒々としたなか凛と立ち、存在感のある姿を見せていた。夏にはにぎわう場所だが、いまは誰もいない。ただ木枯らしが吹きわたるだけである。