〈朝鮮名峰への旅 22〉豊穣な秋の味覚生む白頭山 トゥルチュク酒やコケモモ、ジゴボウ
2006年10月26日 00:00 文化・歴史10月にはいると白頭山では、早くも雪が降りはじめる。紅葉は山頂から山麗へと駆け足で下りはじめる。
この季節、山ではキノコ類を最も楽しめるときである。アカマツは生えていないので、マツタケにはお目にかかれなかったが、かわりにジゴボウがとれた。落葉松の中に生えてくるジゴボウは、味噌汁に入れてよし、ナベにしてよし、ラーメンなどの具としても相性がよい。
すり下ろしたダイコンと醤油があれば、トゥルチュク酒に最高のつまみとなる。万能に近いこのキノコは素人でも簡単に見分けがつくので、たくさん採ることができた。