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〈みんなの健康Q&A〉骨粗鬆症(上):発症原因

2005年09月16日 00:00 文化・歴史

Q:日本では少子化が進み、ついに人口が減少してきていると聞きました。当然のことながら高齢者人口の比率が上り、介護の問題がますます深刻化しています。日常生活動作に支障をきたし、ひいては寝たきりになる原因として骨折や骨変形が少なくないと思われます。

A:骨折や骨変形の痛みにより苦痛を強いられると、活動が大幅に制限されます。それらをもたらす疾患の代表的なものが骨粗鬆症です。

骨は絶えず破骨細胞による骨吸収と骨芽細胞による骨基質の形成と石灰化を繰り返していて、一定のバランスを保ちその形態を維持しています。骨粗鬆症とは、何らかの原因により相対的に骨吸収が骨形成よりも増加し、その結果、単位容積あたりの骨量が減少した状態をいいます。つまり、骨密度が低下し、スカスカになってもろくなってしまうのです。

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