〈朝鮮近代史点描 16〉抗日武装闘争・普天堡の銃声
2005年05月26日 00:00 歴史Q:全民族的な闘いであった3.1独立運動は、日帝に甚大な打撃を与えたものの、朝鮮の独立は実現されず、日帝の植民地統治はいっそう陰険、苛酷なものになりました。朝鮮人民はどこに希望をたくしたのでしょうか。
A:3.1独立運動は、民族解放運動史における分水嶺といわれています。この運動によって、民族主義者の指導のもとでは社会的解放も民族の独立も不可能であること、運動の主体は、労働者、農民、商工業者が一体となって推進されねばならず、先進的な階級の党の指導が必要であり、かつ武装闘争の必要が痛感されたのです。なお、この運動は中国、インド、ベトナムなど、広くアジアの諸民族に大きな影響を与えたのでした。