〈朝鮮名峰への旅 7〉大樹海の紅葉、一斉に黄金色に色づくカラマツ
2004年10月28日 00:00 文化・歴史山の紅葉は新緑とは反対に、山頂から山麓へと下りてくる。9月は草紅葉やウラシマツツジなど、潅木による赤を基調とした紅葉が多いが、10月になると紅葉の主役は黄金色のカラマツ(落葉松)に取って変わられる。
白頭山を囲む山々は、大森林に覆われている。ある場所はアオモリトドマツやシラビソの濃紺の樹木、またある場所はダケカンバの美しい林、そして白頭山の玄関口である無頭峰周辺ではカラマツの大樹林が広がる。