〈月刊メディア批評〉日朝正常化を妨害する悪質なメディア
2004年06月11日 00:00 朝鮮半島人民が誤った方向に進もうとしているときに、勇気を持って警鐘を鳴らすのがジャーナリストの仕事だ。しかし、人民が健全な判断をしているときに、「意外だ」「理解できない」と繰り返して、隣国への敵意を煽っているのが日本の企業メディアである。
しかも、その国は、日本がかつて41年にわたり侵略、強制占領して、民族丸ごと拉致=強制連行した朝鮮人民が建国した共和国である。
小泉純一郎首相の朝鮮民主主義人民共和国(朝鮮)への2度目の訪問に対して「世界の笑いものになった土下座外交」などという批判があったが、「拉致の解決なしに国交正常化交渉を再開するな」「人道支援もするべきではない」と繰り返すテレビ朝日を先頭とする日本の企業メディアこそ、国際的に孤立した非常識な団体だ。