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〈月刊メディア批評〉参戦と「経済制裁」煽る日本のメディア

2004年02月09日 00:00 朝鮮半島

米大学「卒業」の経歴をめぐってメディアの集中砲火を浴びた古賀潤一郎衆院議員(福岡2区)が民主党離党を表明した1月26日、福田官房長官は「うそは泥棒の始まり」などと批判した。古賀議員がウソをついたことは確かのようだが、メディアが連日大きく報じる必要はない。

その一方で、小泉首相や川口外相が米英のイラク侵略に関して、「イラクには大量破壊兵器があり、フセイン政権が存続すれば数十万人が殺される」などという大うそをつき続けたうえで、自衛隊派兵が強行されていることは、メディアで大問題にはならない。うそは侵略戦争の始まりだと私は思う。

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