〈朝鮮近代史の中の苦闘する女性たち〉詩人・盧天命
2003年05月12日 00:00 歴史首の長き 悲しき鹿よ
いつも物静かで 言葉さえない
香しい冠いただく 君は
いとも高き族屬の 身なるらし
水面の影に 見入り
失いし伝説を 偲んでは
忘れがたき郷愁に 思いつのり
悲しき首をもたげ 遠き山あおぎ見る
首の長き 悲しき鹿よ
いつも物静かで 言葉さえない
香しい冠いただく 君は
いとも高き族屬の 身なるらし
水面の影に 見入り
失いし伝説を 偲んでは
忘れがたき郷愁に 思いつのり
悲しき首をもたげ 遠き山あおぎ見る