〈女子ボクシング〉ミドル級、チャン・ウンフィ選手が金メダル

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朝鮮、9個目の金

(写真:盧琴順)
(写真:盧琴順)

【仁川発=李永徳】10月1日に行われた女子ボクシングのミドル級でチャン・ウンフィ選手がボクシングでは今大会初、朝鮮にとって9個目の金メダルを獲得した。(写真:盧琴順)

チャン・ウンフィ選手は準々決勝でウズベキスタンの選手に1R1分45秒でTKO勝ち、準決勝でカザフスタンの選手に3-0の判定勝ちで決勝戦に進出した。

決勝戦ではリーチが長い中国の選手のカウンターに苦しんだが、一歩も引かずに接近戦で効果的なパンチを繰り出していった。力強い右ストレートを効果的に当てながら最後まで気迫むき出しのボクシングを展開し、2-1(39-36、38-37、34-39)で判定勝ちを収めた。

(写真:盧琴順)
(写真:盧琴順)

判定で自分の名前がコールされるとチャン・ウンフィ選手はリング上で飛び跳ねて喜び、朝鮮選手団と「南北合同応援団」に手を振りながら溢れ出る涙を抑えきれなかった。

チャン・ウンフィ選手のコーチは「(チャン・ウンフィ選手が)常に自分に負けずに一生懸命練習に励んできたからこそ優勝できた」と興奮気味に語った。

試合後、チャン・ウンフィ選手は「強い精神力があればどんなことでもできるし、金メダルでも勝ち取れるということを証明できた」と大粒の汗と涙を流していた。

(朝鮮新報)