〈女子ダイビング、男子レスリング〉各項目で銀メダル
メダル-金8、銀10、銅11、計29個
【仁川発=李永徳】30日に行われた女子ダイビングの10mシンクロナイズドダイビングでキム・ウンヒャン選手、ソン・ナムヒャン選手が320.64点(5回の試技の合計点)で銀メダルに輝いた。
前日に女子ダイビングの3mシンクロナイズドスプリングボードでチェ・ウンギョン選手、キム・ジノク選手のペアが銅メダルを獲得したのに続き、飛込み種目では2個目のメダル獲得となった。
ソン・ナミャン選手は試合後、「1位になれればよかったけどうまくいかなかった」と悔しさを滲ませた。ダイビング競技では中国の水準が頭一つ抜けており今回の試合でも中国に金メダルを持っていかれたが、ソン・ナミャン選手は今後必ずそのレベルに追いついてみせると話す。
「金正恩第1書記の配慮によって以前よりも質の高い多くの練習機材が整えられた。そこで練習を重ねていつか1位にを勝ち取りたい」
男子レスリングではグレコローマンスタイル59㎏級に出場したユン・ウォンチョル選手が銀メダルを獲得した。
16強でミャンマーの選手に8-0、8強でウズベキスタンの選手に7-0、4強でカザフスタンの選手に8-0と圧倒的な強さを発揮してきたユン・ウォンチョル選手は決勝戦で日本の選手と対戦。第1ピリオドで4-0とリードし金メダルを掴みかけていたが、第2ピリオドで4-8と逆転され惜しくも優勝を逃した。
30日時点で朝鮮は、金8個、銀10個、銅11個、計29個で国別メダルランキングで6位につけている。
(朝鮮新報)