〈重量挙げ〉4日連続でメダリスト誕生
23日に銀1個、銅3個獲得、柔道、射撃でもメダル
【仁川発=李永徳】20日に重量挙げの競技が始まって以降、金3個、銀1個とメダル量産体勢に入っている朝鮮の重量挙げチームから4日連続となるメダリストが誕生した。
23日、男子77㎏級のキム・グァンソン選手(22)がスナッチ168㎏、ジャーク195㎏、総合363㎏で銀メダル、女子63㎏級のチョウ・ボッヒャン選手(22)がスナッチ107㎏、ジャーク140㎏、総合で247㎏で銅メダルを獲得した。
キム・グァンソン選手は試合後、「優勝を逃したが、さらに練習を積んで(今後の大会で)金メダルを獲得してみせる」と雪辱を誓った。
女子柔道団体戦では、78㎏級銀メダリストのソル・ギョン選手、48㎏級銅メダリストのキム・ソルミ選手、53㎏級銅メダリストのリ・ヒョスン選手を含む5選手が出場し、銅メダルを獲得。朝鮮は初戦で南朝鮮で敗れたものの、敗者復活戦でタイに5-0で圧勝。3位決定戦でもカザフスタンを相手に4-1と強さを発揮した。
射撃では女子団体戦トラップ(射台の15m先から発射される25枚のクレーを散弾銃で撃つ競技)で総合198点で銅メダルを獲得した。
シンクロのフリー・コンビネーション決勝(制限時間4分30秒の間に10人が演技を披露する競技)では83.2667点で4位と、惜しくもメダルには手が届かなかった。朝鮮チームは会場に駆けつけた朝鮮選手団や「南北合同応援団」からの声援を背に、「万豊年」の音楽に合わせてダイナミックかつ息のあった演技を披露。華麗な技が繰り出される度に会場には大きな声援が鳴り響いた。演技後、選手たちは笑みを浮かべながら観客席に手を振って応援してくれた人々に応えていた。
体操男子個人総合では、ラ・ウォンチョルが7位、ハン・ジョンヒョクが13位、女子ではキム・ウンヒャンが9位の成績を残している。
朝鮮選手団は23日時点で金3個、 銀4個、銅7個、計14個のメダルを獲得し、国別メダル獲得数で5位をキープしている。
(朝鮮新報)