〈男子サッカー〉朝鮮、グループリーグ白星発進
中国に3-0で完勝、李栄直選手もフル出場
男子サッカー朝鮮代表チームが15日に行われたグループリーグの初戦で中国と対戦し、3-0で勝利を収めた。
試合開始直後の9分、13番のシム・ヒョンジン選手がゴール前で放ったシュートが相手ゴールを割り、朝鮮が先制。後半に入ってからは朝鮮が試合の主導権を完全に掌握し、次々と得点機会を作っていった。46分、20番ソ・ギョンジン選手の得点に続いて、56分には15番リ・チョルヒョク選手がゴール。試合は3-0で朝鮮の完勝に終わった。
この試合には在日同胞でJリーグ1部の徳島ヴォルティスに所属する李栄直選手もMFでフル出場。闘志あふれるプレーでチームの勝利に貢献した。試合後、李選手は「ピッチに足を踏み入れた瞬間、いつもと違う感情が沸き上がってきた。選手、監督、応援団が一つになった勝利だ」と語った。
またスタジアムでは、朝鮮選手団の関係者のほか、南の市民団体で結成された「南北共同応援団」300人が朝鮮チームに声援を送る光景も見受けられた。
男子サッカー競技には29チームが参加している。8つの組に分かれて行われるグループリーグで各組2位までに入ったチームが決勝トーナメントに進出する。朝鮮は中国、パキスタンとともに第6組に属している。
(朝鮮新報)