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〈スニムのいい話 33〉お坊さんが一番うそつき

仏教の開祖であるブッダ(本名=ゴーダマ・シッダールダ)は生涯、うそをつき続けました。 およそ2500年前、釈迦族の王子として生まれたブッダは、29歳のとき、生きることに矛盾を感じ、すべてを捨てて山で厳…

〈スニムのいい話 30〉仏は心のナイフ

ナイフは古代の人類が最初に使った道具です。石や動物の骨を打って鋭利にして、獲物を捕まえたり、実を採ったり、調理したりするのに使いました。 人が生活するうえで欠かせないナイフですが、時に人の命を奪う武器…

〈スニムのいい話 29〉「あげる」ができない

お布施というものがありますが、これはお寺やお坊さんにあげるお金のことではありません。布施とは一般的に自分が持っている物を人にあげることを言います。 こんな話があります。 ある青年がブッダに「目玉がほし…

〈スニムのいい話 28〉間抜けが人

人間とは、いったい何でしょう。 人は一人では生きていけません。互いに支え合って生きていかなければなりません。「人」という字も人と人とが支え合う形をしています。それぞれに間があり、人と交わることで生きて…

〈スニムのいい話 27〉オモニは超能力者

子どもが「お腹が痛い」と言えば、オモニが手当てしてあげますね? 最近は良い病院、良い医者、良い薬を求めて走り回る人もいますが、そればかりが治療ではありません。 まずは、オモニが痛いところを優しくさすっ…

〈スニムのいい話 26〉仏教はおでん!?

お墓でおでんのような石の塔を目にしたことはないでしょうか。まさにはんぺん、大根、こんにゃくのように、四角、丸、三角、その上に二つの石を載せた形の墓です。 これは仏教を形にした五輪塔というもので仏教の四…

〈スニムのいい話 25〉不動明王はいつも怒っている?

不動明王と言えば、目が3つあったり、剣や弓を持っていたり、牙があったりしますが、一般的には「怖い顔」で知られています。それはなぜでしょう? 何か悪いものを追い払うためなのでしょうか。 実は、不動明王の…