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〈おぎオンマのちょっと一息 24・終〉話したくなる自分のことを

駅前の串焼き屋さんに、「TKG」というメニューがある。初めて見たときは、それが何なのかさっぱりわからなかった。聞いてみると、T=卵、K=かけ、G=ご飯で、温かいご飯と生卵を混ぜて食べる「卵かけご飯」の…

〈おぎオンマのちょっと一息 21〉「大丈夫」

言葉は時間と共に変化するものなのだろう。わかってはいるが、なかなかついて行けない。「食べれる」のような「ら」を抜いた言葉に、30年前は違和感を感じていた。しかし、いちいち指摘する人は嫌いだった。いつの…

〈おぎオンマのちょっと一息 20〉息子とサッカー

久しぶりに大阪朝高サッカー部の応援に行った。ゴール近くで、選手たちの表情や、声、激しくぶつかる音にも熱中した。目の前に座って応援する中級部サッカー部員たちの「共和国の布陣みたいやな」という声や、傍でパ…

〈おぎオンマのちょっと一息 19〉「献血と血液型」

先日、献血をしてきた。献血に行くと、その日の体調などのアンケートを取る人がいるのだが、たいてい腰が低く何度もお礼を言うので、居心地が悪くなる。献血前に、看護師が少量の採血をして献血が可能かどうか判断す…

〈おぎオンマのちょっと一息 18〉「ヨングギムニダ」

幼い頃、ハルベの隣に座ってテレビを見た。プロレスが好きだったが、ドラマも見ていた。ドラマの中で死んだ人がコマーシャルに登場すると、オモニを呼んで、この人は死んだんじゃないのかと聞いた。母は表情を消して…

〈おぎオンマのちょっと一息 17〉農業への思い

同じ分会に農業を営んでいる青年Kがいる。瓢箪山分会の新年会は、男性が料理をする。Kが野菜を持ってきて、料理のリーダーとなる。畑の話を聞くにつけ、憧れが募った。

〈おぎオンマのちょっと一息 16〉ウリマルのステッカー

先週の土曜日、車で出かけた帰り、渋滞を避けて川沿いの抜け道に移った。数台の車について走っていると、後続の軽自動車が車間距離を詰めてついてくるのに気が付いた。少しだけ、嫌な感じがした。川沿いを抜けると前…