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許浚の「新奇な枕」を再現、頚椎症治療に特効/咸鏡南道人民病院で

朝鮮の名医として広く知られている許浚(1546〜1615年)の著書「東医宝鑑」に出てくる「新奇な枕」を、咸鏡南道人民病院で、科学的根拠に基づいて治療用木枕(薬草木枕)として再現した。 「東医宝鑑」にあ…

〈取材ノート〉空虚な発言

先月28日、熊本地裁は、国に対し、ハンセン病元患者の家族541人に計3億7675万円を支払うよう命じる判決を言い渡した。元患者に対する誤った国策で差別を受けたとしてその家族たちが起こした集団訴訟。家族…

積極的に学び発信したい/次世代が問う「慰安婦」問題(上)

言論統制、教科書の改へんなど、過去の日本の加害を消そうとする動きは、直にこの社会に育つ子どもたちに影響を与えている。SNS上に拡散された嘘やデマ、路上や街頭で聞こえてくるヘイトスピーチ。排外的な風潮に…

王建の祖母の墓を発掘/高麗の首都開城で

国宝遺跡に登録 21日発朝鮮中央通信によると、高麗太祖王建の祖母である元昌王后の墓が調査・発掘され、国宝遺跡に登録された。 元昌王后の墓である温鞋陵は、高麗の首都だった開城にある松岳山の南のふもとに位…

誰の性も踏みにじられない世界に/日本軍「慰安婦」問題・関西ネット結成10周年記念集会

今年で結成10年を迎えた日本軍「慰安婦」問題・関西ネットワーク(以下、関西ネット)が13日、大阪府豊中市内で記念集会「ナビ(蝶)に平和と希望をのせて」を行った。 2009年5月の発足以来、日本軍性奴隷…

写真展「となりの宋さん」/被害訴え生き抜いた半生

東京・中野で開催 14日から写真展「となりの宋さん―『慰安婦』被害を訴え、生き抜いた宋神道さんを記憶する」(~21日)が東京・中野区のなかのZERO本館展示ギャラリーで開催されている。 2017年12…

wamで企画展「朝鮮人『慰安婦』の声をきく」

継続する植民地主義を考える 東京・新宿区のアクティブ・ミュージアム「女たちの戦争と平和資料館」(wam)で、「朝鮮人『慰安婦』の声をきく―日本の植民地支配責任を果たすために―」と題した企画展が3月から…

〈本の紹介〉中塚明著「日本人の明治観をただす」を読む/朴日粉

ウソと改ざん許さぬ渾身の書 このところの天皇代替わりキャンペーンと相まって、「明治礼讃」がかまびすしい日本。その正体は何か。しかし、今や安倍政権の侍女と化したかのようなメディアにその答えを期待すること…

【寄稿】亡き友へ送る弔いの言/高演義

わが友人が、先日亡くなった。市井の歴史研究家・南永昌氏だ。 朝鮮新報の熱心な読者なら、朝鮮文化財に関する彼の長期連載記事を先刻承知だろう。 今私がこのように本紙の片隅にささやかながら彼への「送る言葉」…