TODAY 2026年 10月 14日

〈愛知・名古屋アジア大会〉卓球選手団を歓送する集い/感謝と再会の喜びで和気あいあい

2026年10月04日 08:30 アジア大会2026 主要ニュース 現地リポート

9月29日、名古屋市内の同胞飲食店で第20回アジア競技大会に出場した朝鮮卓球選手団を歓送する集いが行われた。在日本朝鮮人卓球協会が主催した集いには、選手団7人のほかに、卓球協会関係者など30人が参加した。

卓球協会の金正俊会長はあいさつで、競技に全力を尽くした選手団へ慰労と感謝の言葉を述べた。また、これまで在日本朝鮮人卓球協会の選手団が祖国に訪問し、人民体育大会や平壌卓球招請競技大会、学生強化訓練に参加するたびに歓迎してくれたこと、卓球協会創立60周年の際にビデオメッセージを送ってくれたことなどに対し謝意を示した。

続いて朝鮮民主主義人民共和国オリンピック委員会のコ・チョルホ書記長が選手団を紹介し、「日本に来て慣れないことも多かったが、総聯関係者らが歓待してくれ祖国の懐のように感じた。感謝の気持ちでいっぱいだ。これからも絶えず練習し、素晴らしい成績で期待に応えていきたい」と話した。

キム・ユンミ監督はあいさつで「12歳と21歳の時に選手団として訪日して以来、今回は監督として3回目の訪日となった。日本に来る度に思うのは、同胞たちがいるから力が湧き上がるということだ。応援が力となり試合に臨めている」と語った。

 

参加者たちが和気あいあいと話に花を咲かせる中、卓球協会のリクエストに応えてウ・デリョン選手が「조국과 나의 운명(祖国と私の運命)」を熱唱。会場は歓声と拍手で沸いた。

その後、主催側から選手らに、記念品とともに各選手たちの写真を集めたアルバムが1人ずつプレゼントされた。選手たちはアルバムを眺めながら嬉しそうに思い出を語り合っていた。ウ・デリョン選手は「このように自身の写真が集められたアルバムはもらったことがない。(帰国後に)写真を見返しながら、日本に住む同胞たちのことを思い返すだろう」と笑顔をこぼした。

選手らに記念品が手渡された

この日の集いに参加していた高健植副会長(66)は、2001年に大阪で開催された第46回世界卓球選手権にコーチングスタッフとして帯同していた。この時、高さんは、今大会の朝鮮選手団監督を務めたキム・ユンミ監督をサポートし、女子シングルスで銅メダルを獲得した。キム監督は当時21歳で、今回25年ぶりの再会だという。「再会できたことが感慨深い、これからも朝鮮選手団と同胞たちの架け橋となって欲しい」と当時を懐かしみながら、期待を込めた。

25年前の写真を懐かしそうに眺める高さん(右)とキム監督(中央)

(文、写真・柳仙珠)

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