TODAY 2026年 10月 15日

あの頃の仲間と、還暦の年にもう一度 / 東京中高第35期同窓会へ準備進む

2026年09月27日 12:20 在日同胞

同じ校舎で学び、笑い、青春の日々を過ごした仲間たちと、還暦の年にもう一度会おう。東京朝鮮中高級学校第35期(高級部)卒業生の同窓会に向け、実行委員会が準備を進めている。目標は、前回を上回る100人の参加。当日は、41年前に行われた卒業公演の秘蔵映像も上映される予定だ。

同窓会のお知らせ

35期生が高級部に入学したのは、金日成主席生誕70周年を迎えた1982年。多くが丙午の1966年生まれで、前後の学年に比べると人数は少なかったものの、370余人の同級生が共に学んだ。

当時はまだ男女別のクラスで、男子の制服もブレザーではなく学生服だった。その学生服のデザインをめぐっては、生徒や教員を巻き込む出来事もあり、今も同級生たちの記憶に残っている。女子にも、遠足に着ていく体操着にまつわる忘れられない出来事がある。制服や遠足の話も、当時を振り返る懐かしい思い出の一つだ。

2020年に行われた同窓会

今回の同窓会のきっかけは、2020年2月9日に開かれた前回の集まりだった。久しぶりに再会した同級生たちから「還暦の年にまた会おう」との声が上がった。その約束を形にしようと、昨年、実行委員会が発足。協議を重ね、年末には会場と日程を決めた。

準備は、中級部の出身校ごとに責任者を置き、参加状況を随時確かめながら進めてきた。一人でも多くの仲間と再会できるよう、同級生への呼びかけを重ねている。

文鎭洙さん

35期生が初めて同窓会を開いたのは20歳の時。当時は一部を除き、総聯の地方本部で成人式が催されておらず、同級生たちが自主的に集まった。

2020年の同窓会で大きな反響を呼んだのは、高校時代の運動会のビデオ上映だった。画面に映る懐かしい姿が思い出を呼び起こし、参加しなかった同級生からも、後に「参加すればよかった」との声が寄せられた。

実行委員の文鎭洙さんは、母校が今年、創立80周年を迎えたことにも思いを重ねる。

「私たちはあの学校で共に学んだ。その絆をもう一度確かめ、青春時代を語り合いたい。民族教育があるからこそ、今の私たちの絆がある。孫の代まで、こうした絆がつながっていってくれればうれしい」

孟福実さん

 孟福実さんも、再会の日を心待ちにしている。

 「卒業してから、みんないろいろなことがあったと思う。お互いの顔を見て、ゆっくり語り合いたい。女子は結婚して各地で暮らすようになったけれど、今回声をかけたら、地方から、海外から駆けつける友人もいる。今から待ち遠しい」

今回、注目される企画は、1985年3月、東京朝鮮文化会館で卒業式に続いて上演された卒業公演の秘蔵ビデオだ。卒業の日の姿を収めた映像を一緒に見ながら、青春時代の思い出を語り合う機会となる。

実行委員会では、久しく連絡を取っていない仲間にも同級生同士で声をかけ、誘い合って参加するよう呼びかけている。還暦の節目に一人でも多くの同級生が再会できるよう、当日に向けて準備を進めている。 同窓会は10月24日午後4時30分から、東京・京王プラザホテルで開催される。参加申し込み・問い合わせは,東京朝高第35期同窓会事務局 (メール:neounification@gmail.com)まで。

【東京中高第35期同窓会実行委員会】

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