TODAY 2026年 10月 15日

〈在日発、地球行・第5弾 ③〉新たな合言葉、「私たちの手で」/ブルキナファソ

2026年09月22日 12:00 在日発、地球行 主要ニュース

過去の連載記事はこちらから▶︎ 〈在日発、地球行〉第1弾、 第2弾、第3弾、第4弾

正式名称:ブルキナファソ。首都:ワガドゥグ。人口:約2350万人(2024年時点)。面積:約27.4万㎢(朝鮮の約2.3倍)。言語:モレ語、ジュラ語などの民族諸語が公用語。フランス語が実務言語。民族:モシ人約52%、フラニ人、グルマンチェ人、ボボ人など約60民族。渡航方法:朝鮮籍の筆者は電子ビザを申請から10時間で取得。トルコ・イスタンブール経由で入国(26年2月時点)。

ビール、トマト、街角に「自立」

革命指導者トーマス・サンカラの足跡をたどる中で出会った若者たちは、「自分たちの手で国の未来をつくりたい」と口をそろえていた。かれらの思いは、旅を続けるうち、具体的な形を伴って見えてきた。

滞在2日目の昼。「ローカルな体験がしたい」というリクエストを伝え、ガイドのリオネルが案内してくれたのは、地元客でにぎわう大衆飲み屋だった。土曜日とあって、昼から多くの客がテーブルを囲み、あちこちで茶色い瓶が傾けられていた。

「ローカルな体験がしたい」という希望により、地元客でにぎわう飲み屋へ

私たちも席につき、何種類か注文した。広く親しまれてきた「ブラキナ」や「ソブラ」に、2025年に操業が再開し、再び市場に並び始めたブラファソ社の「ブラフォール」と「ブラファソ」。気づけば、テーブルの上はちょっとした品評会になった。

グラスに注いで順番に飲み比べる。味も色味も少しずつ違う。違いは分かる。だが順位をつけろと言われると、私の舌には少々荷が重い。そこでガイドのリオネルにお気に入りを尋ねると、かれは迷わずブラファソ社のビールを選んだ。どうやら、決め手は味だけではないらしい。

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