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〈私が見たウリハッキョ〉「私たちにとっても“ウリハッキョ”」/島根県立大学国際関係学部・佐藤壮教授

2026年09月13日 09:00 私がみたウリハッキョ 主要ニュース

連載「私が見たウリハッキョ」では、朝鮮学校に関わりを持つ日本人有識者や支援者らが、自らの体験を通して感じた朝鮮学校の魅力や民族教育の意義について語ります。

2022年以来、朝鮮大学校との学生交流に参加した島根県立大生は延べ170人となった。学生交流では例年8、9月に大学キャンパスを相互訪問する。それに先立ち、県大国際関係学部の必修科目「多文化共生論入門」では、宋修日氏(朝大教授)と張慧純氏(『月刊イオ』元編集長)に朝鮮学校での民族教育や、朝大と国内外の大学との交流について毎年ご講義いただいている。その受講アンケートと学生交流に参加した県大生の感想から、ウリハッキョの魅力と意義をあげてみたい。

「みんなの宝物」を知る

まず、日本人学生にとって朝鮮学校や朝大を知り交わることは、合わせ鏡に映る後ろ姿のように、これまで見えていなかった/見ようとしてこなかったものと向き合うきっかけになっている。受講アンケートでは、「在日コリアンが日本社会の中で経験してきた差別や偏見、アイデンティティの葛藤があること」を知り、「自分たちの言語や文化、歴史を学び、アイデンティティを育む大切な場所」である朝鮮学校が高校無償化の適用から除外され、「自分と近い年齢の子が、裁判に訴え敗訴したことに衝撃を受けると同時に憤りを覚えた」。そして「日本には朝鮮に対する戦後責任や戦後補償の考え方が正しくない人が多く」、「差別や偏見をなくすには、差別や偏見の対象となった人々の立場になって考えることが重要」であり、「日本の弾圧的な植民地政策を学び、現地の人々の苦しみを理解することで、見えない差別や不平等をなくせるのではないか」。「これからは次世代を作る私たちが変えていくべきだと思う」とのコメントが数多く寄せられる。

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