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〈青商会の現場から、それぞれの思い〉「ムルキムチ」の誕生/神奈川県青商会・皮美瑛女性部長①

2026年08月28日 10:00 青商会の現場から、それぞれの思い 主要ニュース

神奈川県青商会には「女性部会ムルキムチ(물김치)」という、女性たちの組織が存在する。実は水面下での結成から、今期で5年目となる。筆者である私が青商会と出会ってからも、5年が経とうとしている。「ムルキムチ」を語るには、まずは私と青商会との出会いを語る必要があり、今回はその物語から綴りたいと思う。

一本の電話から始まった

私と青商会との出会いは、居住地域である鶴見地域青商会との縁が始まりだ。当時、鶴見青商会で活動していた先輩から、「鶴見に住む人が少なくて困っている。ひとまず会員として手伝ってくれないか?特に何もしなくていい。ただ居てくれたらいいから」。そんな1本の電話からスタートした。

蓋を開けてみると、実際に鶴見地域で生まれ育った先輩たちはほとんど引退していて、どこの地域よりも人数が少なかった。言い方は悪いが、結果や数字を見ても、神奈川県内の他の青商会と比べても目立って衰えていた。しかしその現実が、私の心に火をつけた。おそらく生まれも育ちも鶴見という地元愛とプライドがあったからだろう。

それまで朝青活動とは無縁だった私だが、決して同胞社会を毛嫌いしたわけではない。上手く言葉にするのは難しいが、当時の私はどこか少し尖っていたのだ。いわゆる女性の「適齢期」とやらに、自分自身が囚われていたのだと思う。

まだまだ独りを謳歌したい自分とは裏腹に、世間の声は常にズレていた。だから群れることを避け、自我を確立させた。この頃を振り返ると、幼稚な自分に呆れてしまう。しかし、生きることに一生懸命だったのも確かだ。

だからこそ、生まれ育った地域に少しくらい貢献したってバチは当たらないと思い、私は青商会に飛び込んだ。結果や数字さえも活気のないこの鶴見地域を、私が盛り上げてやろうとも思った。

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