〈セセデのリアル〉 「朝青がいてくれてよかった」という言葉 / 尹朱遠
2026年07月16日 09:45 セセデのリアル 在日同胞 寄稿 主要ニュース「やっぱり朝青がいてくれてよかった!」。
朝鮮大学校で学んでいた頃から、同胞からこの言葉をかけられる度に、たいしたこともやっていないのになぜ褒められるのだろうと、疑問に思っていた。
答えを見つけたのは、朝青イルクンとして初めて迎えた一大行事、同胞大運動会だった。
イルクン1年目の大仕事
今年は千葉初中級創立80周年。その記念すべき第1回目の行事が、5月31日に行われた。
私は、朝鮮大学校政治経済学部を卒業して、この春から千葉の朝青イルクンとなった。
赴任して早々、私は不安でいっぱいだった。80周年を記念する運動会、頑張りたい気持ちがある反面、何からどう手をつければいいのか分からなかった。
(学生数が30人もいない運動会に果たして同胞たちは来てくださるのだろうか)
そんな私が運動会の第二部で、学齢前の子どもたちを対象とする企画を担当することになった。朝青員が「うたのおにいさん」、「うたのおねえさん」になり、一緒に歌って踊る企画だ。新人の私が地域の朝青員たちに参加を呼び掛ける役割を担うことになった。仕事の合間を縫って、歌やふりつけを覚えなければならない朝青員の姿を思い浮かべると、どうしても気が引けてしまい、なかなか声をかけることができなかった。
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