TODAY 2026年 08月 13日

〈私が見たウリハッキョ〉交流の「正解」を求めて/島根県立大学国際関係学部・福原裕二教授

2026年07月12日 08:30 私がみたウリハッキョ 寄稿 主要ニュース

新連載「私が見たウリハッキョ」では、朝鮮学校に関わりを持つ日本人有識者や支援者らが、自らの体験を通して感じた朝鮮学校の魅力や民族教育の意義について語ります。

島根県立大学(県大)と朝鮮大学校(朝大)の学生交流は、コロナ禍におけるオンラインでの相互対話をきっかけに、2022年9月に県大生たちが朝大訪問をさせていただいてから相互の大学を訪問する形で続いている。

朝鮮大学校で交流した島根県立大学と朝大の学生たち(2025年9月、筆者提供)

とあるイベントでのこと。筆者のゼミ学生たちが朝大との交流活動の経験を紹介する機会を得た。学生たちは、「私たちは無自覚に偏見を持ちたくないし、排他的にもなりたくない。また、すべての関わりある人たちと仲良くしたいし、自分たちのことも知ってもらいたい。それが交流の目的」だと語った。そして、「私たちはさまざまに海外へルーツを持つ人びとと社会を形成し、ともに暮らしています。在日コリアンの人びともそうです。国際関係を学ぶ私たちにとってそうした人びとは、海外へ行かなくても出会うことができる学びの宝庫です。相互に未知のことを学び合い、『グローバルな視点』なるものを獲得していきましょう。それが交流の意義」だと前置きして、交流の思いや楽しみ、学びなどについてプレゼンした。